Gingkoはギンコウと発音する。つまり銀杏であり、イチョウのことである。漢字字典によれば、「杏」は「キョウ」、「コウ」、「ギョウ」、「アン」と読む。だから”Ginkgo”は漢字の「銀杏」をそのまま発音したものである。
「銀杏」は木そのものの名。日本では「銀杏」(ぎんなん)はイチョウの実を意味するが、これは中国の宋や唐の時代の「銀杏」(ギンアン)から来ている。
“Leaves”は
世界で最古の木の一つであり、UKでは”Maidenhair Tree”(花言葉で良識?)と呼ばれているGinkgo”は三億五千万年も地球上に生息している。それは生きた化石であり、個体もまた千年以上の寿命を持ち得て、この木が長寿のシンボルであることが納得できる。中国ではこの木の名前は”silver apricot”(銀色のあんず)を意味し、その葉は漢方の薬として高く評価されている。西洋医学でもその葉は脳の血流の改善やアルツハイマー病のような脳の認知障害の改善に使われている。
「あんず」は木そのものの名前であり、その実は「杏子」でこれも「あんず」である。「イチョウ」という呼び名の起源は不明な点が多い。