「遊動マルタンガール」を使う

先日「とまと」に乗ったときにこの「遊動マルタンガール」を使った。

この装置の写真はここにある。

「とまと」はすぐに頭を上げてしまうのでそれを防ぐことができる。装置をつけた「とまと」の走りは安定したものでとても乗り易かった。

「乗馬教本」(日本馬術連盟)の説明は「ウマが制御できないほど高く上げたり振ったりするのを防ぐ」また「騎乗者の手がどんなに動いても手綱は常に正しい方向から銜に到達するのを確実にするためのものである」とある。

マルタンガールには遊動マルタンガール(Running Malutingale)と固定マルタンガール(Standing Malutingale)がある。使ったのは前者である。

「折り返し」を使うことに批判的な意見をよく聞くが、それとは違う役割を「マルタン」はしているのかもしれない。

 

 

xubuntuのPython仮想環境でLibreOfficeを使う(エピローグ)

前回ではPython仮想環境で起動したLibreOfficeではそのマクロのためのAPSOがエラーで使えないという結果だった。

原因はunoモジュールなどのマクロに必須のモジュールがインポートできないことである。ubuntuなどのlinuxではこれらのモジュールはシステムワイドの領域にインストールするパッケージとして用意されていてPython仮想環境に直接インストールすることは困難になっている。

Python仮想環境はシステムワイドなPythonと隔離してPythonが使えることを理想としているように思われるが、ここでは次善の策としてシステムワイド用に用意されているパッケージを臨時的に使えるようにしてPython仮想環境のLibreofficeを起動させる方式をとった。

そのためにはPython仮想環境下でのターミナルエミュレータ

export PYTHONPATH=/usr/lib/python3/dist-packages

とシステムワイドのパッケージへのパスを通してやる。この下でLibreOfficeを起動させる。これでマクロの作成は問題なくできる。

この方式を採ると1つのPython仮想環境をシステムワイドな環境から切り離した理想的なPython仮想環境とLibreOffice のマクロ作成の環境とに切り換えて使うことができる。