寒いといっても春がやってくる。仙台も梅の花が咲いた。
English Oak
English Oak(オーク)の学名はquercus robus。和名は「カシ」、「ナラ」、「クヌギ」?
答えは「ナラ」。
“Leaves”では
神話の多くを総合すると、オークは「力」や「耐久力」の強力な象徴である。ラテン名”robus”は「強さ」を意味し、天空やいかずちの神、ギリシアのゼウスから稲妻や雷鳴を支配した北欧のトールまでの多神教の神々と繋がっていた。ケルト人たちはこの木が聖なる知識や特にこの木の下で執り行ったであろう儀式や宗教儀礼のドルイド教の祭司であると信じていた。今日ではコークは硬木として定評があり、昆虫や鳥、そして哺乳類までがその恩恵を受けている木である。
英語で常緑性のカシのみを指すばあいは”live oak”という。ヨーロッパではこの常緑性のカシは南ヨーロッパに限られている。イギリスなどで”oak”と言っているものは落葉樹の「ナラ」である。
”Leaves”には紅葉した”oak”の葉が載せてあるので、これは落葉樹である。しかしゼウスの聖なる木は常緑樹であり特別な神託に使った木で「カシ」である。古代には常緑性に特別な思いを寄せていたのである。同じようにケルトにおける特別な木である「オーク」も常緑樹の「カシ」ではないか?