Aspen

“The Little Guide to Leaves”にもう一つ懐かしい名前を見つけた。それが”Aspen”である。

コロラド大学のキャンパスはボルダー(Boulder)という大学町にある。このキャパスは建物が統一されていて同一のレンガ造りで印象的だったことを思い出した。アスペン(Aspen)はこのコロラド州の町でこの大学の研究所があり、カオス関連の研究会がもたれたことがあった。この研究会には参加できなかったが、訪ねたい場所だった。

さて植物のアスペンであるが、学名は”Populus tremuloides”という「ポプラ」の一種「カロリナポプラ」である。写真はここで見られる。

“Leaves”には

“Quaking Aspen”とか”Quaking Poplar”といった名前で知られているが、この木はそよ風にカサカサと鳴る丸い葉を持っている。この葉は茎が捩れていて、そこを風が通ると小刻みに震える。秋になるとこの葉は目を見張るほど明るい黄色になる。米国ユタ州の州の木である。ビーヴァーにとっても人気の木で、歯でこの木を刳り貫いて巣の通路として使う。幹は割れにくく賢明な選択だ。この木はベンチを作るときにも使う。

「ポプラ」は「ヤマナラシ」とも呼ばれている。カサカサと山全体が鳴っているようだという意味である。