「チベットを馬で行く」(渡辺一枝著)

著者がチベッ高原(チャンタン)を馬で廻わった話である。

チベットの人々や仏教とのふれあいの話の沢山出てくる。チベットでは現在でも仏教が生活の中に生きていることがわかる。人々は各地のお寺に向けて巡礼の旅をする。お寺は信仰の対象である。家には仏壇があるがそこにはダライ・ラマの写真などが掲げられており祈りの場である。

これは日本の埋葬儀礼が主なお寺や祖先の位牌を安置する仏壇の機能とは対照的である。

モントリオール2024

5年ぶりのモントリオールだ。新しい建物も増えたが依然として古い建物も残っていて古都(かつてはカナダの首都であった)の趣を作っている。そこがいい。

Mont Royal山の展望台から見たモントリオールのダウンタウンのスカイラインの写真を載せておく:

この展望台には付属の古い建物があり、 かつてはここまで馬車もきた由。

今回はモントリオールから100kmほど西にあるスキーリゾートTremblantで乗馬体験までした。

旅全体の写真はここにある。

哺乳類、おしりから呼吸できます

今朝の朝刊の記事のタイトルである。

ドジョウはえら以外に腸から酸素を取り込むことができる。これから哺乳類は肺で酸素を取り入れことに加えて腸からも酸素を取り入れているのではないかと考え研究した人たちがいる。この研究でイグ・ノーベルj賞を受賞した。

受賞したのは東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループ。マウスやブタを使って肛門から酸素ガスを供給し、血中の酸素濃度が上昇することを確認した。

ここに詳しい説明がある。

ほど良い距離感

最近になって近くの広瀬川に鷺が集まるようになった。興味あることに鷺は集まるが個体はそれぞれほど良い距離感を保っている。

ほど良い距離感

Alphavill:Forever Youngを聴く

80年代のドイツのグル^プAlphavilの”Forever Young”を聴く。歌詞は以下のようで所々で意味不明な箇所があるが、詩的な表現が多い。


Let's dance in style, let's dance for a while
Heaven can wait, we're only watching the skies
Hoping for the best but expecting the worst
Are you gonna drop the bomb or not?

Let us die young or let us live forever
We don't have the power but we never say never
Sitting in a sandpit, life is a short trip
The music's for the sad men

Can you imagine when this race is won
Turn our golden faces into the sun
Praising our leaders, we're getting in tune
The music's played by the, the mad man

ヴィデオクリップはここで見れる。

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

今朝の朝刊に児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の記事が載った。人気らしい。テレビアニメにもなっている。記事ではこのアニメで主人公の「紅子」の枠を演じている池谷のぶえさんのインタヴュも載っていた。

アニメが見れたので見てみた。第1話~第3話まで見た。期待したほどではなかった。おそらく活字になっている児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の方が面白いのであろう。作者は「廣嶋玲子」さんで、絵は「 jyajya」。出版社は偕成社。

学問は尻(しり)からぬけるほたる哉(蕪村)

「学問は尻(しり)からぬけるほたる哉」

蕪村句集の夏の部になかに見つけた一句である。なぜ「ほたる」なのかは注に「車胤聚蛍」の故事によるとある。「ほたるの光、窓の雪」の意味で、苦学することである。

句の意味は「学問はなかなか身につかないこと。」

 

扉が開いてから席をお立ち願います

「扉が開いてから席をお立ち願います」

これは今朝乗った市バスの中にあった掲示である。この掲示の下に英訳がある:

“Remain  seated until bus doors open.”

どちらも同じようなことを言っているが、少しニュアンスがあるように思える。

日本語は扉が開いたときの指示になっているのに対して、英文は扉が開くまでの指示になっている。

英文を日本語にすると

「バスの扉が開くまで着席していてください。」

元の日本語に比べ指示が間接的になったことがわかる。元の日本語の掲示は英文より直接的な表現になっている。