Whatever is worth doing at all, is worth doing well.

「する値打ちのあることならば、それはうまくする値打ちがあるものだ。」

これも「ハートで読む英語の名言」(加島祥造 著)にあった英語の句と日本語訳である。その心は「どうせやるなら、うまくやれ」だそうだ。

チェスタートン(Gilbert Keith Chesterton)はこの句をもじって

「する値打ちのあることならば、それを下手にしても値打ちがあるのだ」

と切り替えした。「ハートで読み英語の名言」の著者はこちらのほうがずっとよいとしている。筆者もそうだと思う。

残念ながらチェスタートンの句の原文を見つけることができなかった。

 

Hitch your wagon to a star .(君の荷馬車を星につなげ)

「ハートで読む英語の名言」(加島祥造 著)を見ていたら目に留まった英語の句の一つである。

「目標は大きく持て」という意味に使われることが多きが本来は少し違っていたらしい。

ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)のこの句は神学的・道徳的な教訓であった。

星は神性を意味し、それはその人の悪事や不正をみるとその人を見捨てる。だから「神性が褒め称える徳性の方向に自分を向けなさい」という意味。

本来の意味とは少し違うが

「目標は大きく持て」

がいい。

Life is a journey towards the guiding light.

十字路の信号で停車しているとき車の窓から斜め向いに見えた旅行用品を扱う店の看板に書かれていた英語の句である。

直訳すると

「人生は導きの光に向かう一つの旅である」

となる。

この看板にはこの日本語訳らしい意味で

「旅は人生の道標」

と日本語の句が添えられている。この日本語の句の意味が理解できないし、タイトルの英語の句の日本語訳だとすると何か変だと思う。

核兵器禁止条約:ツバル批准47ヵ国目

発効まで3ヵ国となった。

南太平洋の島国ツバルが10月12日核兵器禁止条約の批准書を国連に寄託した。これで発効に必要な批准国数50まで残り3ヵ国となった。

ツバルは人口約1万3千人。大洋州では9ヵ国目の批准国となった。

”歩く木”ガジュマルの謎解明:「ゲノム重複」多さが原因

今朝の新聞の記事のタイトルである。

ガジュマルはイチジクの仲間で中国南部、インド、オーストラリアなど熱帯から亜熱帯に自生し高さが20メートルにもなる高木である。日本では沖縄などに自生している。

面白いのはこの木は幹や枝から気根と呼ばれる根を出すことである。この気根が地上に達して新たな幹になる。これで「動く」わけである。

中国・福建農林大学などの研究グループはこのガジュマルのゲノムを解析し、他のイチジクのものと比較した。その結果ガジュマルのゲノムには同じ塩基配列が繰り返される「重複」が多いことが解った。

この「重複」によって植物の成長を促すホルモンであるオーキシンの合成と輸送に関与する遺伝子の数が増える。気根のオーキシンのレベルは木の葉よりも5倍も高いという。

乾燥したスパゲッティをきれいに半分に折る方法

NewScientistにあった記事である。

乾燥したスパゲッティの束を半分に折ろうとして両端を持って曲げると半分に折れないで大抵二つ以上の複雑な折れ方をする。

半分に折れたそれぞれのスパゲッティが反対方向の運動をしそれによってさらに半分のスパゲッティが折れることを2005年にフランスの研究者たち見つけた。

それでは半分に折る方法は無いのか?

答えは折る際にねじることである。つまりスパゲッティの束を捻りつつ折ると二つに折れるというわけである。

この答えを見つけたのはMITのJörn Dunkelが率いるグループである。詳細の記事はここにある。

ハチ繁殖低下にダブルパンチ:ネオニコチノイドと餌不足

今日の朝刊の記事のタイトルである。

一つのハチの巣には一匹の女王ハチと沢山のメスの働きハチが殆んどでオスはいても一割程度であるといわれている。それほどメスの存在がハチの巣の管理と繁殖にとって重要である。

この記事ではネオニコチノイド系の農薬の使用と餌不足が重なってハチの繁殖を大きく低下させているという研究結果を紹介している。

研究対象になったハチはハキリバチの仲間である。ミツバチと同じように蜜と花粉を求めて花から花へと飛び回るので花粉媒介者として重要な役割をはたしてる。

カリフォルニア大学の研究者たちはこのハチに対するストレス要因を調べた。その結果カリフォルニアで最も頻繁に使われるネオニコチノイド系の農薬であるイミダコロプリドと餌不足が重なることによってこのハチの繁殖能力が低下してことを見つけた。

特に多くの巣を作ったメスについてみるとイミダコロプリドに暴露されたメスがメスの子どもを一匹でも生む割合は62パーセントで(つまり40パーセント近くメスは次の世代の繁殖を担うメスを生んでいない)、暴露されたかったメスの92パーセントに比較して大きく低下したという。

ダチョウは膝のお皿を四枚も持っている

New Scientistsにあったダチョウの話題である。

ダチョウは鳥類の Bruce Dickinsonである。多くの面でずば抜けている。現生の鳥類のなかで最大の大きさを持ち、最大の大きさの卵を産む、そして高速で走ることができる。

こんなところは多くの人が知っていることであるが、二本の脚の各々に二つの kneecap(膝のお皿)をもっている多分唯一の動物であることは知らない人が多いのではないか?(筆者もである)。1864年に発見されたが、それ以降不思議なことされてきている。

ロンドンにある王立獣医学校の研究者たちは動物園から提供された死んだダチョウの脚を曲げたり伸ばしたりして各部の骨の動きをbiplanar fluoroscopyを使って調べ、それらを説明する簡単なモデルを作った。

それによると

「上部にある膝皿はヒトのそれと同じような役目をしている。しかし下部の膝皿はそれより下になる脚の骨に非常に接近して付いている。それはヒトの肘の関節に似ている」と研究者たちは語っている。

膝皿は膝の伸筋のてこの作用を助けるためにある。その結果、膝を伸ばすにあまり大きな力を必要としない。これはドアの取っ手が蝶番から遠くにあることに似ている。この結果、小さな力でドアを開けることができる。

ダチョウの上部膝皿はこれと逆の働きをしているらしい。つまり大きな力を必要とするようになっているが、この結果膝を速く伸ばすことが可能になっており、高速に走ることができる。下部膝皿の役割は膝の前面を走っている関節腱の保護かもしれないという。

仏像でみる日本の密教:吉祥天女と弁才天女

密教の世界に女神が登場する。吉祥天女と弁才天女ともヒンズー教由来の女神であるが、奈良時代後期から仏教の信仰の対象になった。

河の神である弁財天女は八臂の像で強大な威力を持つ神である(琵琶を持った二臂の弁天像は鎌倉時代以降のものである)。信仰の対象としては吉祥天女が一般的であった。福徳を施す神である。

「のぞみはないですが、ひかりはあります」

この言葉は新幹線の駅員が普通に言ったことばだが、何となく意味があるように響く。

今朝の新聞の「ひと」欄には、このような標語の投稿をインターネット上の交流サイトで募り表彰する「輝け!お寺の掲示板大賞」を主催している僧侶江田智昭さんが載った。

今回の募集は三回目で、一回目の一昨年は700件、昨年は950件の公募があった。今回は10月末が締め切りであるが、既に1000件以上が集まっているという。

江田さんによればこれまでに集めた標語の一番のお気に入りは今回のブログのタイトルに使ったものだという。