TenFourFox:PowerpcG4のMac Miniの強力な助っ人

我が家には20年以上前のパワーPC(Powerpc)時代のMac Miniが一台ある。cpuはppc7450でmacOSは10.5でこれ以降はアップルから見放されたものである。メール(mail)とwebブラウザー(safari)を使っている。mailはまだ実用になるがsafariはさすがに古く閲覧できないサイトが頻出している。

骨董的な価値があると思って捨て難くしかし実用にならないとすると荷物になるしと困っていると、TenFourFoxというwebブラウザーがあることがわかった。これはアップルから見放されたppcマシンを救済しようとするプロジェクトでこのwebブラウザーはppcに特化しておりしかもアクティブに更新がされている。

インストール(管理者権限)でインストールし、アプリケーションホルダにいれる。このままではメニュ等は英語表示であるが、日本表示のためのパッケージが用意されている。これは各ユーザがするようになっている。

使ってみるとsafariでは閲覧できなかぅた多くのサイトが閲覧できる。さすがにG4では画面更新は遅いがもう少しこのmac miniは使えるかなという気になった。

仙台榴ヶ岡天満宮「撫で牛」

年賀状の牛のイメージを求めて榴ヶ岡天満宮に行ってみた。車か地下鉄(東西線)か、電車(仙石線)か、徒歩か。仙台駅から徒歩だと15分、地下鉄宮城野新町から徒歩で10分。仙石線榴ヶ岡駅から徒歩で3分。風が強く寒かったので徒歩3分を選択した。

天満宮はすっかり正月の準備ができていて受験生と思われる若者たちが参拝していた。

目的の「撫で牛」の画像はこれ。

フラミンゴはなぜピンク色をしているか?

Newscientistにあった記事のタイトルである。オリジナルの記事はここ

長い脚と明るいピンクの羽毛を持つフラミンゴはアメリカ大陸、アジア、アフリカそして南ヨーロッパの各地で観察される渉水鳥である。

フラミンゴの名前はポルトガル/スペイン語のflamingesに由来する。この言葉はかれらの刺激的な色の羽毛に燃えるような色彩と翻訳できる。しかしかれは生まれながらにピンク色をしているわけではない。フラミンゴはひよこのときは羽はくすんだ灰色をしている。

フラミンゴがピンク色をしている原因はかれらの食餌としているコケ、エビ、藻にまで遡る。かれらがホームと呼んでいる湿地の生息地はブルー・グリーン苔で敷き詰められている。この名にも関わらず、この苔はベータ・カロチンという化学物質のために赤またはオレンジ色をしている。この化学物質はカロチノイドという赤・オレンジ顔料を持っている。この顔料はにんじん、サツマイモそしてホウレンソウにも含まれている。

フラミンゴがこれを食べると消化器官の酵素はカロチンを分解、赤・オレンジ顔料は肝臓の脂肪に吸収される。この脂肪は成長するに従いフラミンゴの羽毛や皮膚に堆積する。フラミンゴの食餌がベータ・カロチンを多く含む資源に頼らざるをえないので、フラミンゴは段々とピンクになる。

小惑星「りゅうぐう」の石

星間空間では気体、分子、塵(固体微粒子)が存在する。石は存在しない。今日の新聞には「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「りゅうぐう」の石の写真が掲載されていた。石ってどうやって作られるのだろうか?砂は?星間空間にある塵(1mmの千分の一程度の大きさ)が凝集したものだろうか?

火星と木星との間に小惑星帯があり大きなものでも2万個ぐらい見つかっている。嘗てはここに惑星があったが何らかの原因で分裂して小惑星になったと思われている。小惑星「りゅうぐう」もその一つである。石は既に惑星の時代に形成されていたものだろうか?

ゴクゾウムシ何を”語る”か:縄文土器から多数発見

昨日の新聞の記事のタイトルである。

イネの伝来と共に日本に入ってきたと思われてきたゴクゾウムシが縄文前期の土器の圧痕として多数見つかっている。

この発見は北海道の館崎遺跡、青森県の三内丸山遺跡、熊本の役所田遺跡と日本の広い範囲の遺跡に及んでいる。

ゴクゾウムシは当時栽培されていた栗を食料としていた。

土器に圧痕として見つかったゴクゾウムシ。縄文人が意図的の土器製作の過程でいれたのであろうか?

貧乏な儒者訪(と)ひ来ぬる冬至哉(蕪村)

これも「蕪村俳句集」(尾形 仂校注)に収録されている蕪村の句である。校注に「冬至ー今日こう(米粉・小麦粉をねって蒸して作ったむしもち)を製し家人奴僕等に与え陽復を賀すべし(日本歳時記)」とある。そんな雰囲気の句かもしれない。

今日は冬至である。

やぶ入の夢や小豆の煮るうち(蕪村)

明日は冬至である。台所を見たら小豆が用意されていたので蕪村の句を思い出した。

この句は薮入り(旧1月16日前後)という言葉で引き起こされた詩情を句にしたものである。「蕪村俳句集」(尾形 仂校注)では「春之部」になっている。

台所に用意されていた小豆は「冬至かぼちゃ」に使うためだ。冬至は日本の太陽太陰暦では一年の長さを決める重要な日であり、多くの行事があったはずだが、僅かに妙見信仰の星祭りが残っているにすぎない。