木簡に35個の「九九」:奈良時代のものと判明

今日の新聞記事のタイトルである。

京都府京丹波市の鶴尾(つるお)遺跡で掛け算の九九が35個記載された奈良時代の木簡が見つかった。木簡に書かれて九九の個数としては最多。遺跡内には奈良時代の役所がありこの九九は早見表として使われていたという。

この木簡は長さ219ミリ、幅49ミリで表は「九九八十一」、「八八六十四」と9の段と8の段が、裏には7から5の段が墨で書かれている(画像)。

当時の九九は九の段から始まり、掛けられる数が一つずつ減っていた。数字を入れ替えた九九は省略されていた。従って当時の「九九」は45個(9の段で9個、8の段で8個….)のかけ算の表になっていた。

45個でなくて35個である。4の段以下は暗記できていた役人のもの。かな?

マイコープ文化とウマ

紀元前3700-3400年ごろにカフカス(コーカサス)山脈の北山麓にあるマイコープを中心に栄えた文化があった。マイコープ文化という。特に族長の墓として発掘された墓からはたくさんの埋葬品が見つかっている。

主なものを列記すつと:

金製のライオンや牡牛の像、金製のネックレス、そしてダイアデム、彫刻を施した銀製のカップ、ヒ素青銅の道具や武器、銀製の釘がついた青銅の刀は47cmの長さがあり鋭い刃をしている。

この彫刻を施した銀製のカップには複数のウマが行進している様子が彫られている。

   マイコープのウマ

マイコープ文化ではウマがたくさん出てくる。乗馬の習慣もここから生まれたのではないかと考えている研究者もいる。

 

ゼウスの由来

ゼウス (ΖΕΥΣ, Ζεύς, Zeus)の名前の由来は“天空”を意味するインド・ヨーロッパ語の共通の語源 dyeus で,雲・嵐・雨などの気象及び人間社会を司る神とされた。また、「輝き」という意味もあるという。この神はもっと古くバビロニア神話に由来するという説もある。そこでは天空の日の神はSiusと呼ばれ、これはギリシア語のZeusと共通の由来を持っている。ということはゼウスという単語はインド・ヨーロッパ祖語を話していた人々の単語に由来するということになる。

神話と星座(10):プレイアデスつまり「すばる」

プレイアデスはアトラースの娘たち(単数ではプレイアス)である。アルテミスの侍女をしていた。

ある日のことオーリーオーンは彼女たちを見て心を奪われ後を追い回していた。困り果てた彼女たちは姿を変えてくれるように神々に祈った。不憫に思ったゼウスは彼女たちを鳩に変え、それから星座にして天空に置いた。

 

神話と星座(9):オーリーオーンとおりおん座

オーリーオーンはホセイドーンの息子であった。美しい顔立ちの巨人でまた力強い狩人であった。

狩りの名手の女神アルテミスと一緒に暮らしていたが、そのことでアルテミスの兄のアポローンは彼女に注意を与えていたがアルテミスは一向に聞く耳を持たなかった。そこでオーリーオーンが頭だけ出して海を渡ってくるときに、アポローンはその黒いものを射てみるようにアルテミスに促した。アルテミスの矢はその黒いもnを射抜いてしまった。

アルテミスはそれがオーリーオーンであったことに嘆き悲しんだ。そしてアルテミスはオーリーオーンを星座の中においてやった。オーリーオーンは星座の中で今でも帯や剣や獅子の毛皮やこん棒を身に着けている