ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

今朝の朝刊に児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の記事が載った。人気らしい。テレビアニメにもなっている。記事ではこのアニメで主人公の「紅子」の枠を演じている池谷のぶえさんのインタヴュも載っていた。

アニメが見れたので見てみた。第1話~第3話まで見た。期待したほどではなかった。おそらく活字になっている児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の方が面白いのであろう。作者は「廣嶋玲子」さんで、絵は「 jyajya」。出版社は偕成社。

学問は尻(しり)からぬけるほたる哉(蕪村)

「学問は尻(しり)からぬけるほたる哉」

蕪村句集の夏の部になかに見つけた一句である。なぜ「ほたる」なのかは注に「車胤聚蛍」の故事によるとある。「ほたるの光、窓の雪」の意味で、苦学することである。

句の意味は「学問はなかなか身につかないこと。」

 

扉が開いてから席をお立ち願います

「扉が開いてから席をお立ち願います」

これは今朝乗った市バスの中にあった掲示である。この掲示の下に英訳がある:

“Remain  seated until bus doors open.”

どちらも同じようなことを言っているが、少しニュアンスがあるように思える。

日本語は扉が開いたときの指示になっているのに対して、英文は扉が開くまでの指示になっている。

英文を日本語にすると

「バスの扉が開くまで着席していてください。」

元の日本語に比べ指示が間接的になったことがわかる。元の日本語の掲示は英文より直接的な表現になっている。