これも今朝の新聞記事の表題である。
この問題もこのブログで紹介した。
今朝の記事はみんなの反対運動で国が当初用意して「放牧中止案」が撤回されたという内容だ。
今朝の記事で、山梨県韮崎市の養豚農家の中嶋千里さんは国の中止案は「現場を無視している」と批判している。「昨年、この地域にも感染ブタが発生したが、うちは出なかった。放牧に感染拡大のリスクがあるという科学的根拠はどこにあるのか。」
40年前に韮崎市で中嶋さんが養豚を始めたとき、豚の放牧をやっているところはなかったが、中嶋さんのところは生まれたときから完全放牧である。伝染病対策をきちんと取りつつ、「家畜の体と心に配慮した健康的な飼育方法である放牧にメリットを感じている」と中嶋さんは述べている。
改正案に対する反対や見直しの声に押されて国の最終案では放牧中止の項目は削除された。