蕪村の句にこんなのがある:
○雪の戸に
格(かく)を当(あて)ゆく木履(ぽくり)かな 蕪村
この格(カク)である。脚注には「格を当=鐙の鉸具(カク。細い金具)で馬のわき腹を蹴り、速く走らせること。」とある。和式馬術で使ったもの。実物を見たことばないが、拍車と同じ機能を持っているように思われる。
句の意味は
雪を噛んだ木履を戸にトントンと当てて落としているよ
蕪村の句にこんなのがある:
○雪の戸に
格(かく)を当(あて)ゆく木履(ぽくり)かな 蕪村
この格(カク)である。脚注には「格を当=鐙の鉸具(カク。細い金具)で馬のわき腹を蹴り、速く走らせること。」とある。和式馬術で使ったもの。実物を見たことばないが、拍車と同じ機能を持っているように思われる。
句の意味は
雪を噛んだ木履を戸にトントンと当てて落としているよ