「香料の道:鼻と舌:西東」:「胡椒(こしょう)」

胡椒は帝政時代のローマで熱狂的な人気をはくした香辛料である。「長胡椒」が最も人気があり、次いで「白胡椒」、「黒胡椒」の順である。

「白胡椒」と「黒胡椒」はPiper nigrumという蔓性の潅木の果実を乾燥したもので、白黒の違いはその果実の熟成度や製法の違いによる。インド南部が原産。一方インド北部を原産地とするのが「長胡椒」である。多年草潅木Piper Longumで果実は長く穂状につき、そのまま乾燥させたものである。

サンスクリットで長胡椒はpippali、普通の胡椒はmarichaという。ギリシア語ではpeperi、ラテン語ではpiperとなりこれらがヨーロッパ言語の胡椒の語源になっている。つまりヨーロッパ言語の胡椒は「長胡椒」のことである。

 

 

白色矮星周囲に巨大惑星か?

今朝の新聞の記事のタイトルである。

りゅう座の方向に約80光年の距離にある白色矮星の周りに巨大惑星が存在する可能性が高いことをヴィスコンシン大学の研究者たちが発表した。

この白色矮星、WD1856の周りに天体があることを衛星の観測で発見、地上観測でも確認。この周回天体は木星とほぼ同じ大きさで、質量は13.3倍以下と推定された。白色矮星が惑星を従えているのは珍しい例である。この惑星は従ってこの白色矮星の質量の数百分の1程度であるが、大きさはこの白色矮星より大きい。イメージ図はここ

太陽もあと50億年程度で質量の半分程度を周囲に放出し惑星状星雲を形成、残りの半分程度の質量で白色矮星となる。こんな状況で太陽系の惑星はどうなるのだろうか?