副葬まで400年の銅鏡も:富雄丸山古墳で出土

2日(土曜日)の新聞の記事である。

奈良県橿原市にある富雄丸山(とみおまるやま)古墳(4世紀後半)から出土の銅鏡の年代がこの古墳よりずっと古いことが判明したという話4.

3枚の銅鏡が見つかりそのうちの爬龍文鏡(きりゅうもんきょう)は紀元前1世紀末〜世紀初頭と400年も前のものであることが判明した。中国で制作されと推定されるという。そのころの中国」は前漢の時代で、そのころ書かれた漢書地理誌には当時の日本は「倭:の国と呼ばれ100以上の「国」に分かれていると紹介されている。つまり統一した国は形成されていなく各地に支配者(豪族)が割拠していた。その内のいくつかは前漢に朝貢したものもあった。このころから大陸との交流があったわけである。

この古墳の主もそんな豪族の末裔なのかもしれない。

 

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