ウマはホース(11):ヴュルテンベルク

今回のウマもドイツとウマであるヴュルテンベルク(Wurttemburg)である。画像はここにある。

ヴュルテンベルクはドイツの古典的な温血種の一つで、マールバッハにあったドイツ最古の国営馬産牧場で一世紀以上に亘って系統的に馬産が行われてきた。この牧場は1573年にクリストフ・フォン・ヴュルテンベルク(ヴュルテンベルク公国の君主)により創設され、十九世紀の初めにはウマの全頭数は81,000を越えた。

ヴュルテンベルクは腹帯に沿って深い溝があるがっちりとした乗用馬である。強靭な脚、華麗な動き、欠陥のない体型は特筆すべきこがらである。逞しい馬であるが、長寿で飼育にはことの他経済的である。

ポルシェのエンブレムにはこの馬が描かれている。