ウマはホース(10):ハノーヴァー

今回のホースはハノーヴァー(Hanoverian)である。画像はここ

障害飛越や馬場馬術の競技においてドイツの競技馬の先頭にあるのがハノーヴァーである。

選択的な馬産はジョージ二世のとき1735年に始まった。ハノーヴァー選帝侯とこのイギリス国王はツェレ(Celle)馬産牧場を創設した。最初、農耕の多目的なウマとして14頭のホルスタインの牡ウマたちと地元の牝馬のとの交配が進められた。その後品種改良のためサラブレッドとの交配が行われた。

第二次世界大戦後には馬産の目標が競技馬の生産に向けられるなり、トラケナーやサラブレッドとの交配が、注意深く進められた。

厳格な選択基準の結果、抜群に力強く、動きの正確なウマたちであり、優秀な気質の持主である。