今日の新聞記事の一つに表題の記事が載った。
以前にこのブログでも紹介した。超巨星で変光星であるオリオン座の主星であるベテルギウスが著しく減光したエピソードの原因についてである。
昨年の末に減光が40パーセントにも達し、超新星爆発の前兆かもと思われていたがその後増光に転じた。その減光の原因について星から放出された周星物質による光の遮り説があった。しかし今回の論文ではこの可能性がないことがわかったという由。別の可能性とし、星の表面の50%~70%と広い範囲で他と比較して低温な領域ができ、このことが減光につながった。謂わば巨大な黒点が原因ではという話である。