讃岐街道と義経

これも「街道」にあった話である。讃岐街道は四国の東端から屋島に通じる街道である。

屋島に陣取っていた平家の軍勢に対して海からではなく、山側から奇襲をかけたのが義経である。撫養(むや)街道の板野から北上する讃岐街道は大坂峠という難関がある。この大坂越を雨を突いて進撃した義経等150騎はこの峠を突破して瀬戸内海に出て屋島に出たという。摂津の渡辺津から義経がとった経路はここで見れる。

街道というものは人や物は通るものであり、人が登場するがその街道を使った人のいろんなエピソードが面白い。