岩手県を代表する馬の民謡は「南部馬方節」。
南部藩で馬産が盛んになった歴史はここを見てほしい。
馬方節の歌詞:
ハアアーア アアーアーエ
朝の出がけにハアアーエ
山々見ればアーヨー
(ハイーハイ)ハアアーエ
霧のオエハアーエかからぬ
ウーエハア 山も無い
(ハイハイ)
南部片富士 裾野の原は
西も東も 馬ばかり
さても見事な 馬喰さんの浴衣
肩に鹿毛駒 裾栗毛
朝の出がけに 山々見れば
黄金まじりの 霧が降る
ひとり淋しや 馬喰の夜ひき
明日は南部の 馬の市
一夜五両でも 馬方いやだ
七日七夜の 露を踏む
妾もなりたや 馬喰の嬶に
いつの芦毛の 駒に乗る
心細いよ 馬喰の夜道
何時も轡の音ばかり