Pythonのタートル・グラフィックス(1):kameによるカメの描画

LibreLogoに関するブログを書いていたらPythonのタートル・グラフィックスことが気になった。

書架を見たら「Turbo Graphics」(安齋利洋・伊吹龍著;1987年)という昔使った本が目についた。これはTurbo Pascalを使ったグラフィックスの本である。この中にタートル・グラフィックスの例題が沢山あるので今回はこれらをPythonのタートル・グラフィックスで書いてみた。なるべく忠実に例題をなぞるようにした。

例題1:kame


#coding: utf-8

import turtle

def sugata( center, size):
    for i in range(6):
        painter = center.clone()
        painter.fd(size)
        painter.rt(120)
        painter.fd(size)
        center.rt(60)

def kame( position, size):
    sugata( position, size)
    
if __name__ == '__main__':
    
    turtle.clearscreen()
    position = turtle.Turtle()
    position.ht()
    position.lt(90)
    kame( position, 200)

多少気になったのは以下の部分である:

painter = center.clone()

Pascalでは単なる代入文でpainter=centerとなっている。Pythonでは代入文によるオブジェクトの代入はできない。copyモジュールのcopyメソッドを使ってみたが描画の一部が消えてしまう。deepcopyではTkinterのエラーがでる。Pythonのタートル・グラフィックのドキュメントにあったclone()で期待した通りの描画が得られた。clone()とcopyメソッドの相違は不明。

【結果の描画】

kame

なお描画ではカメ印(?)は隠してある。