利便性vs.多様性:ディジタル化で失われるもの

利便性が高いとディジタル化が叫ばれている。

ディジタル化で失われるものもある。それが多様性だ。

ものごとのディジタル化に際して規格化がされる。規格化は篩いにかけることである。篩いの目が粗いと篩いに残ったものは質が均質で扱いやすくディジタルシステムの利便性は大きくなる。しかし篩いの目からこぼれてしまったものも多い。これがものごとの多様性を担っている部分である。

利便性だけを追い求めるとますます多様性が失われる。