天に昇った馬

ペガススは天に昇った馬である。
神話(野尻抱影著「星座のはなし」によれば、ペガスス(Pegasus(ドイツ語)、Pegase(フランス語)、Pegaso(イタリア語))は、雪のように白い、大きな翼、明星のような輝く目の天馬である。勇士ペルセウスが、蛇髪の女性メドゥーサの首を切り落としたとき、その血が岩にしみいると飛び出した馬である。ところで、R.H.Allen著”Star Names-Their Lore and Meaning” (Dover Pub.: 1963)によれば、ペガススの神話は最初から馬と結びついていたわけではないらしい。この神話を馬と結びつけたは、例のハミの発見者であるヒッタイト人である。ありそうな話である。
それにしても、ペガススは天の昇った馬としてはピカ一である。
ペガスス座がどこにあるかわからないだって。

アンドロメダ座の近く大きなな四角形が見える。その四角形がペガサスの胴体の部分になる。

ペガサス
ペガサス

ペガスス座(プラムスティード図譜から)