銭形不動尊を撮った写真がもう1枚あったので掲載しておく。
飛鳥道の巨石文化
大和路散歩という本を眺めていたら、飛鳥道に沿って大きな石による遺構が沢山あることに興味を持った。
飛鳥が日本の支配者たちの都であったのは紀元六世紀ごろのことであるが石の遺構も同時代のものなのであろう。
- 石舞台古墳:70トンもある巨石が石組みの上に載っている。これはアイルランドのプルーナブローンを彷彿させる。こちらは紀元前3000年あたりの年代であるが。
- 益田岩船:800トンもある巨石で、しかも方形の穴が二つあいている。
- 亀石:亀の形に加工された巨石。
- 吉備姫王墓の猿石:平田村池田という場所の田んぼから掘り出されて古墳の南側に置かれていた。
- 酒船石:長さ6メートルもある石で、表面に奇妙な模様が彫られている。
- 橘寺の二面石:ユーモラスな表情が二面に彫られている。
など飛鳥路は石の文化としても面白い。
新顔登場:「猫の家」で
久しぶりに猫の家に行ってみた。以前には居なかった猫がくつろいでいた。(文・写真 AA)
組写真「猫の家」
青葉区土樋の地域猫たち(文・写真:AA)
組写真「荒町商店街」
隣町の商店街を撮影してみました。(文・写真:AA)
銭形神社の不動尊
昨日は天気もよかったので近くの青葉区花壇にある「銭形不動尊」に行って見ました。
藩祖政宗のつくった仙台藩の通貨、「仙台通宝」の鋳造に使った鋳型石版が不要になったのでその裏に不動尊を彫って祀ったものと言われている。江戸初期に作られたものかもしれない。残念ながら像にはヒビが入っている。
(文・写真:TA)
新ニュートリノを探せ:茨城J-PARCで実験開始
今朝の新聞のサイセンス記事のタイトルである。
素粒子ニュートリノには「電子ニュートリノ」、「ミューニュートリノ」そして「タウニュートリノ」の3種類が知られているが、他にもあるらしい。それが「ステライルニュートリノ」(不毛ニュートリノ)である。
既存の三種のニュートリノはニュートリノ振動と呼ばれる現象で相互変換することが知られていてニュートリノに質量がある証拠とされている。
ステライルニュートリノもニュートリノ振動の際に現れるもので質量は既存のものより遥かに大きい可能性があり、見つかれば宇宙のダークマターの有力な候補になる。
これを見つける実験が大強度陽子加速器施設(J-PARC)で始まった。関連のプレスリリースはここ。
パノラマ風写真展:「スクエア・フォーマット(6×6)の世界」
きれいなパノラマ風景を背景にして写真をみる試みです。
- 画面左上の「正方形」をクリックすると全画面表示になります
- 画面上でマウスでドラックするとその方向に回転する。
- 画面上の「矢印」はパノラマシーンの切り替え、「info」は展示写真へ、クリックすると実行される。
- マウスをマークの上の置くと「吹き出し」の説明がでる。
カンガルー描いた最古の絵:1万7千年前の岩絵と判明
今日の朝刊の記事のタイトルである。
オーストラリアでも後期旧石器時代の人々が描いた絵がみつかった。
西オーストラリア州北部のキンバリー地域にはオーストラリアの先住民のアポリジニーによって岩の表面に絵が描かれている。トカゲ、ヘビ、そしてカンガルーなどが描かれている。
画像はここ。
この絵の年代が始めて判明した。
メルボルン大学の研究者たちは絵の表面にあるハチの巣の残骸などの年代測定をし、絵の描かれた年代を推定した。
これらの岩絵は1万7000年前ごろから1万4000年前ごろに描かれたということが初めて判明、後期旧石器時代の人々が描いたものである。
石器時代の動物洞窟壁画
日本では殆んどないがヨーロッパを中心に後期旧石器時代(5万年から1万年まえ)に洞窟に動物壁画を描くことが盛んになった。
以下は著名な壁画のある洞窟の例である。
- ラスコー洞窟 – フランス
- ラ・マルシュ洞窟– リュサック・レ・シャトー近郊、フランス
- ショーヴェ洞窟 – バロン・ポン・ダルク近郊、フランス
- アルタミラ洞窟 – カンタブリア州サンティジャーナ・デル・マル近郊、スペイン
- コスケール洞窟 – マルセイユ近郊にある入り口が海面下にある洞窟、フランス
- レ・トロワ・フレール洞窟 – ピレネー山麓にある洞窟、フランス
- フォン・ド・ゴーム洞窟– フランス
以前、このブログでもとりあげたがペック・メルルの動物壁画はネアンデルタール人が描いたものかもしれないと話題になった。
また、描かれた動物の中でウマが最重要なテーマとして扱われているという話題もある。これも印象的な馬である。
このような動物壁画は現在4700枚程度知られてきており、そのデータベース化が行われている。