今朝の新聞のコラム「わがまちふるさと」では岩手県北部九戸村にある「オドデ様」が取り上げられた。この怪鳥は上半身がフクロウ、下半身がヒトの姿をした神様で、ヒトの言葉をはなし、天気や運勢を占うという。画像はここ。
コラムではこの村で野党共闘で誕生した晴山村長の下で進められて「学校給食費の無償化」、「村独自のこども手当」の実施のニュースが伝えられていた。
今朝の新聞のコラム「わがまちふるさと」では岩手県北部九戸村にある「オドデ様」が取り上げられた。この怪鳥は上半身がフクロウ、下半身がヒトの姿をした神様で、ヒトの言葉をはなし、天気や運勢を占うという。画像はここ。
コラムではこの村で野党共闘で誕生した晴山村長の下で進められて「学校給食費の無償化」、「村独自のこども手当」の実施のニュースが伝えられていた。
最近、スクエア・フォーマットで写真を撮っている。
もっと見るにはここ。
これも今朝の新聞にあった記事である。
最近、問題になっている言葉に「弁(わきま)える」がある。その「弁」という漢字の意味である。
「弁」という漢字は元々あった「辨」、「辯」、「瓣」という漢字を一つに纏めた結果生まれた漢字である由。従っておおよそ三つの意味がある。
弁=「瓣」:「はなびら」のこと。花弁。英語の「バルブ」がはなびらに似ていたことから、「調節弁」と訳された。
弁=「辯」:「いいあらそう」で「弁解」。「話す」という意味で「答弁」。「関西弁」という使い道もある。
弁=「辨」:「わける」という意味で「弁別」。「こころえる」という意味で「わきまえる」が出てくる。
今朝の新聞の記事のタイトルである。
1億匹のネコが飼われている米国の調査によればイエネコが野生動物を捕獲する数は1年で野鳥数十億羽、野生哺乳動物数十億~数百億匹にのぼる。非常に多い数である。
このようなイエネコの狩を減らすにはどうすればよいか?
英エクセター大学の研究者たちがこの答えを求めて調べた。その結果、餌に含まれるタンパク質を肉由来のものに限定した場合、研究対象としたイエネコが家に持ち帰る野生動物の数は36%減少した。また、ひもをつけた鳥の羽やネズミのおもちゃで1日5~10分間遊んだイエネコは25%の減少になった。
肉由来のタンパク質に含まれる微量な栄養素や遊びによるストレス発散が有効らしい。
Newscientistの記事である。
「二つの惑星が母星とほぼ反対方向に公転する惑星系」。こんな奇妙な惑星系もある。
惑星系の形成では母星もそれを取り巻く惑星も同一の星間物質に由来するはずなので、惑星の公転方向はその惑星の母星の自転方向と同じであることが一般的である。
ところがその常識に反するような惑星系がある。K2-290 という惑星系でわれわれから897光年の距離にある。
この母星自体は連星系であり、単独の恒星を母星とする惑星系とことなり、惑星系形成時に伴星の影響があったのかもしれない。
後期旧石器時代の終わりにマドレーヌ文化人(西ヨーロッパを中心とする後期旧石器時代最終の文化)が使っていた洞窟から発見されたほら貝は当初はカップと思われていたが新しい解析でほら貝ホルンの一種ではないかという示唆がえられた。これが事実なたば人類最古のほら貝ホルンということになる。
Newscientistの記事である。
この貝殻は31cmの長さで18cmの幅があり、嘗てフランスやスペインの海岸で生息していたCharonia lampasという大きな巻貝に属してたものである。
この巻貝の先端(apexと呼ばれている)には小さな穴が1つ穿かれていて赤色のオーカーで指紋様の装飾がされている。これはヒトによって変形させられたことは確実である。
この巻貝は嘗ては儀式で使った飲料用のカップではないかと思われていたが、この貝の内部をCTスキャンしたり医療用の小型カメラで調べた研究者たちはこれはほら貝ホルンではないかと見ている。
穿かれた穴は小さく、穴自体はきれいな円形で普通の端になっていて演奏家の唇を保護するために穴の開いた骨を差し込むなどした「歌口」を作るために開けたものであろうと研究者たちは考えた。つまりこの巻貝はほら貝ホルンに違い無いと見ている。
ホルン演奏家にこの楽器を吹いてもらった。C,DそしてC#の音が出せることが分った。
通常のディジタル・カメラの撮像素子の大きさは大きくても35mmフィルム一コマ(35mmX24mm)の大きさだが、このディジタル・カメラの撮像素子の大きさは実に400mmX400mmの大きさがある。画像はここ。
このカメラは天体望遠鏡のために特別に製作されたものである。これはPanoramic Survey Telescope and Rapid Response System (Pan-STARRS)と呼ばれたプロジェクトで三台の望遠鏡のために使う。このプロジェクトは地球に接近してくる小惑星を探すもので、定期的(月に三回)に全天をサーベイして移動天体を見つける。この計画では従来の検出限界の100倍も暗い小惑星を検出するとしていて直径300mより大きな小惑星が検出できるとしている。
今日はは立春、2021年の旧正月の元日は二月十二日である。
「立春正月」という言葉がある。「むかしは立春が元日であった」と誤解しているむきもある。
「立春正月」は以前にもこのブログで取り上げたことがある。
たとえば、江戸時代の最後の暦である「天保暦」では
「歴日中、冬至を含むものを十一月、春分を含むものを二月、夏至を含むものを五月、秋分を含むものを八月とする。」(能田忠亮著「暦」(至文堂:昭和41年)。だから正月元日は立春の前後になる。これを「立春正月」というわけである。元日が立春の前になるのか、後になるのかは年による。
木で作った窓はエネルギー遮断がよく冬は暖かいし、夏は涼しい。欠点はガラス窓のように透明でないことだ。
しかし将来的には透明な木の窓が作れるというはなし。Newscientistの記事である。
通常には木を透明にするには木を亜塩素酸ナトリウムの溶液の桶に漬けて木のリグニン(木質素)を除去する方法を使う。この方法はリサイクルができず廃棄物を大量に出してしまい、しかも木を弱めてしまう。
Liangbing Hu(メリーランド大学)などの研究者たちはリグニンを完全には除去しない方法で木を透明化する手法を開発した。この方法はリグニンに色を与えている分子を除去すると木が透明になるいう発見を応用している。
まずは初めに過酸化水素の溶液で木の表面を洗う。その後太陽の紫外線に似せた紫外線の下に置く。最後に木片をエタノールの溶液に浸してぬるぬるした残り滓を除去する。透明なエポキシ樹脂を木片の細孔に詰める。これで完成。
光の90%を透過させる木片ができ、リグリンを完全に除去してしまったものより強固なものが得られる。「透明」木はガラスより軽く強固である。
このようにしてできた木材を使った「透明な」家の可能かもしれない。
オリジナルの論文はここで。