今朝の新聞の記事のタイトルである。
米西部ニューメキシコ州を管轄するカトリックのジョン・ウェブスター・サンタフェ大司教が11日核兵器を開発するロスアラモス研究所を抱える大司教区として、「核兵器禁止条約を支持するだけでなく、米国も含めて条約の積極的な実践を促す特別な責任を負っている」と表明した。
バチカンは「核抑止力」論を肯定する立場を転換し、核兵器禁止条約の成立を推進し率先して署名・批准したと紹介している。
今朝の新聞の記事のタイトルである。
米西部ニューメキシコ州を管轄するカトリックのジョン・ウェブスター・サンタフェ大司教が11日核兵器を開発するロスアラモス研究所を抱える大司教区として、「核兵器禁止条約を支持するだけでなく、米国も含めて条約の積極的な実践を促す特別な責任を負っている」と表明した。
バチカンは「核抑止力」論を肯定する立場を転換し、核兵器禁止条約の成立を推進し率先して署名・批准したと紹介している。
○古傘(ふるがさ)の
婆裟(ばさ)と月夜の時雨哉 蕪村
「婆裟」という擬声語が大変面白い。
蕪村による注:「月婆裟と申事は、冬夜の月光などの木々も荒蕪いたる有りさまに用ひ候字也。・・・・ばさと云響、古傘に取合いよろしき歟と存候」
蕪村の句にこんなのがある:
○雪の戸に
格(かく)を当(あて)ゆく木履(ぽくり)かな 蕪村
この格(カク)である。脚注には「格を当=鐙の鉸具(カク。細い金具)で馬のわき腹を蹴り、速く走らせること。」とある。和式馬術で使ったもの。実物を見たことばないが、拍車と同じ機能を持っているように思われる。
句の意味は
雪を噛んだ木履を戸にトントンと当てて落としているよ
2022年の陰暦の元日は二月一日である。
一方立春は二月四日であるので今回は二つの日にちがかなり接近している。
「年の内に春はきにけりひととせを 去年(こぞ)とやいはむ今年とやいはむ」(在原元方)
このようには辛うじてなっていない。
今朝の新聞の「読書」欄の記事のタイトルである。
氏は書架に1万冊ほどの本をもっているが、読んでない本が8割かたあるという。その理由である。
「友人たちが読まなければならないと思っているのだが、まだ読んでいない本」である本を並べるのこの規模にあるらしい。
蕪村の俳句の中に「暦」を詠んだものを二つ見つけた。
○御経(おんよう)に
似てゆかしさよ古暦(ふるこよみ) 蕪村
脚注に「伊勢暦は経文の如く縦長にして折しものなり」とある。
○闇(やみ)の夜に
終(をは)る暦(こよみ)の表紙かな 蕪村
脚注に「大晦日は闇なり。暦の表紙は黒と定まりある也」とある。
今朝の新聞の記事のタイトルである。
核保有国5カ国の共同声明について、米国の「平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン」のジョセフ・ガーソン氏は「もし5カ国が核戦争の回避を本当に真剣に考えているなら、核弾頭強化に多額の予算を注ぎ込むことをまずやめるべきだ」と指摘した。
今朝の新聞記事の話題である。
東京都台東区の上野東照宮ぼたん苑では「冬ぼたん」が見頃である。冬に開花するように2年かけて育てた100株があでやかに咲いている。
蕪村の句に
山中(さんちゅう)の
相(しやう)雪中のぼたん哉 蕪村
山中(宰)相は中国の故事にならって「大変貴重な」または「大変に稀な」の意。
○斧(おの)入れて香におどろくや冬こだち 蕪村
嗅覚が視覚を強調しているさまが面白い
○一しきり矢種(やだね)の尽るあられ哉 蕪村
「矢種」がいい
○寒梅を手折(ておる)響(ひびき)や老が肘(ひじ) 蕪村
寒梅を手折ってハッとしている様子
○漁家(ぎょか)寒し酒に頭(かしら)の雪を焼(やく) 蕪村
泰然自若としている漁師を彷彿させる
元旦の新聞の記事のタイトルである。
第1回締約国会議が3月22~24日にウィーンで開かれる。記事では議長を務めるオーストリア外務省のアレクサンダー・クメント軍縮局長の発言を伝えている。
ー核保有国は禁止条約が「分断をもたらす」と批判しているが。
完全に間違っている。分断は禁止条約が初めてつくりだしたものではない。世界をみると核があることこそが脅威だと思っている国が多数ある。禁止条約はそのような不安に応えてできたものである。一方核保有国は核を段階的に削減すると約束しながら今までそれをしてこなかった。分断の責任は核保有国にある。