柳田国男著「遠野物語」献辞:「この書を外国に在る人々に呈す」

「遠野物語」の扉に「「この書を外国に在る人々に呈す」とある。

何のことかなと不思議に思った。この献辞に対する注をみると、この献辞は外国人にたいする献辞であるとともに、西洋かぶれの日本人への批判ともなっているという。納得。柳田国男の心意気である。

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