飛鳥道の巨石文化

大和路散歩という本を眺めていたら、飛鳥道に沿って大きな石による遺構が沢山あることに興味を持った。

飛鳥が日本の支配者たちの都であったのは紀元六世紀ごろのことであるが石の遺構も同時代のものなのであろう。

  • 石舞台古墳:70トンもある巨石が石組みの上に載っている。これはアイルランドのプルーナブローンを彷彿させる。こちらは紀元前3000年あたりの年代であるが。
  • 益田岩船:800トンもある巨石で、しかも方形の穴が二つあいている。
  • 亀石:亀の形に加工された巨石。
  • 吉備姫王墓の猿石:平田村池田という場所の田んぼから掘り出されて古墳の南側に置かれていた。
  • 酒船石:長さ6メートルもある石で、表面に奇妙な模様が彫られている。
  • 橘寺の二面石:ユーモラスな表情が二面に彫られている。

など飛鳥路は石の文化としても面白い。

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