今年の10月末でサポートが終わるwin10からXubuntuへの引越しのシミュレーションをしてみた。シミュレーションはlenovoの遅いマシンをつかった。
オフィス関連
win10ではLibreOfficeを使っていた。XubuntuではデフォルトでLibreOfficeが入っているのでデータの移行だけ。プリンタ(EP-805A)のためにEpsonのlinuxドライバーを入れた。同時にスキャナーのドライバーもインストールした。
インターネット関連
webブラウザはFireFoxにした。これはXubuntuにデフォルトで入っている。ただしグーグルフォトをよくみるので初期画面をwww.google.comに変更した。メールクライアントはsylpheedからTunderbirdに変えた。メールデータの移行はここが詳しい。アドレス帳も移行した。sylpheedの自動登録アドレスにはエクスポート機能が使えないので他のアドレス帳にコピーしてから移行した。なおxubuntuでデフォルトで入っているthunderbirdはsnapでインストールしたらしく諸設定のある場所が通常と異なる。詳しくはここで。
画像処理関連
カメラ(sony RX10M4)からの画像の取り込みはshotwellをつかった。なかなか優秀なソフトだ。系統的に画像を管理してくれる。画像ビュアーもこれでよいが、専用の画像ビュアーGeeqieを入れた。win10では画像処理の中心はRawTherapeeであったがXubunntuでも同じでRawTherapeeをいれた。その他の画像がらみの処理や画像の印刷にはGimpを使った。これはXubuntuにデフォルトで入っている。Gimpを使った画像の印刷はここで詳しく紹介した。
Python関連
Python3はデフォルトで入っているので統合開発環境IDLEをインストールした。Pythonプログラミングは仮想環境で行うことが作法のようなのでPython仮想環境を構築した。詳しくはここにある。
LibreOfficeのPythonマクロの環境を整備した。win10と違ってlinuxではPythonマクロのためのPythonは自由に選べるので上の仮想環境にあるPythonを使うようにした。詳細はここにある。関連でエディタとしてPlumaをインストールした。
また必要があってPyinstallerを使う環境を整備した。詳しくはここ。
Tex関連
TexliveとTexworksのインストールをしてwin10と同じ環境を整備した。環境設定はここが参考になる。
その他
カレンダー:最終的にはThunderbirdのカレンダーを使うことにした。これはGoogleカレンダーとの同期も取れる。同期設定はここが詳しい。
画像の一括縮小:openresizerを入れた。ファイルpathに日本語があると文字化けするが実用上には問題ない。linuxでの使い方はここにある。
dvdプレイヤー:VLCを入れた。インストール法はここにある。