ギルガメシュ叙事詩の粘土板:30年ぶりイラクへ帰還

今朝の新聞の記事のタイトルである。

メソポタミア文明を象徴するギルガメシュ叙事詩の粘土板が30年ぶりに郷土のイラクに帰還されたというニュースである。

この粘土板は元々イラクの博物館にあったものであるが、湾岸戦争のときに盗難にあった。幾多の変遷を経て米国ワシントンの博物館に持ち込まれた。

返還式ではイラクのフンマーディ文化相は「イラク社会に自尊心や自信を取り戻したに等しい」と語った。

このギルガメシュ叙事詩は紀元前1500年ごろのもので人類最古の文学と考えられている。