アポローンとヒュアキントス

これもギリシア神話にある「転身物語」の1つである。

アポローンは少年ヒュアキントスを可愛がっていた。

あるときアポローンの投げた円盤を追いかけていたヒュアキントスにこの円盤が当たって瀕死の状態になってしまった。アポローンは歎き悲しんだが、不思議なことにヒュアキントスから流れでた血潮は真っ赤な花に変わっていた。そしてその花びらには「ああー」(α)「ああー」(α)という悲しみ印が付いていた。

この話はモーツアルトのオペラにもなっている。なんとモーツアルト十一歳のときの作品である。