「高瀬庄左衛門御留書」(砂原浩太朗著)

久ぶりに時代小説を読んだ。「高瀬庄左衛門御留書」(砂原浩太朗著)である。

地方の小藩が舞台で、村回りの一役人が主人公である。設定から「藤沢周平」に似ている。人物描写や風景描写は極めて気に入った。

村でおきた大事件が余りにも都合よく解決されてしまった点が気になった。