黒部・立山関連の文庫本

黒部立山アルペンルートの開通の記事を読んでいたら、以前かなり熱心に黒部立山関連の本を読んでいたことを思い出した。本棚を眺めて見つけたのが以下の文庫本である:

  • 「黒部渓谷」(冠松次郎著:平凡社)

黒部渓谷に本格的に人の手が入るまえの渓谷を跋渉した記録である。大正から昭和初期の黒部渓谷の様子がわかる。

  • 「劔岳 点の記」(新田次郎著:文春文庫)

劔岳山頂に三角点を設置する目的で未踏峰の登頂を遂げた測量員の物語。

  • 「高熱隧道」(吉村昭著:新潮文庫)

黒部第三発電所建設に必要な軌道トンネル・水路トンネル掘削は温泉湧出地帯の難工事であった。昭和11年ごろの話。

「黒部の太陽」(黒部第四発電所)も読んだが興味が持てず文庫本は手放してしまった。