平城京の毘盧遮那仏とボロブドール遺跡

平城京の毘盧遮那仏(奈良の大仏)とジャワ島ボロブドールの巨大仏教建造物は共通点がある。

どちらも巨大仏教建造物であり、建設時期は8世紀ごろと時代も同じである。平城京の毘盧遮那仏は国家安泰を祈願するために作られたが、ボロブドールの巨大仏教建造物は仏舎利、霊廟、寺院などの可能性が挙げられている。

8世紀という時代は仏教が東アジアで最も隆盛な時代であったのかもしれない。それにしてこれらの建造物を建設した支配者の権力は計り知れないほど強大だ。