Whatever is worth doing at all, is worth doing well.

「する値打ちのあることならば、それはうまくする値打ちがあるものだ。」

これも「ハートで読む英語の名言」(加島祥造 著)にあった英語の句と日本語訳である。その心は「どうせやるなら、うまくやれ」だそうだ。

チェスタートン(Gilbert Keith Chesterton)はこの句をもじって

「する値打ちのあることならば、それを下手にしても値打ちがあるのだ」

と切り替えした。「ハートで読み英語の名言」の著者はこちらのほうがずっとよいとしている。筆者もそうだと思う。

残念ながらチェスタートンの句の原文を見つけることができなかった。

 

Hitch your wagon to a star .(君の荷馬車を星につなげ)

「ハートで読む英語の名言」(加島祥造 著)を見ていたら目に留まった英語の句の一つである。

「目標は大きく持て」という意味に使われることが多きが本来は少し違っていたらしい。

ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)のこの句は神学的・道徳的な教訓であった。

星は神性を意味し、それはその人の悪事や不正をみるとその人を見捨てる。だから「神性が褒め称える徳性の方向に自分を向けなさい」という意味。

本来の意味とは少し違うが

「目標は大きく持て」

がいい。