今朝の河北新報の記事のタイトルである。
発見したのは漁師の星さん。貝は「コエゾボラモドキ」というツブ貝で通常は殻の頂点から右巻きに成長するが、これは左巻き。画像はここ。
水深250メートルに設置したミズタコの籠漁の籠の中に入っていた。殻の長さが約10センチの左巻きのツブ貝である。
南三陸町の志津川湾でも昨年11月左巻きの「ヒメエゾボラ」が見つかっている。
巻き貝の巻く方向は、種によって決まっているのが普通である。9割の種が右巻きと言われているが、理由はよくわかっていない。巻く方向は1個の遺伝子か強く連鎖する複数個の遺伝子によって決定されるという。発見された左巻きのツブ貝は突然変異体である。