落語「鰍沢(かじかざわ)」

落語の話がでたのでもう一つ落語の話題を書くこにする。

「鰍沢(かじかざわ)」という演題の落語がある。「古典落語 正蔵・三木助集」で読める。

僕は山梨県に住んでいたことがあるので鰍沢(かじかざわ)というマイナーな地名は知っていたが、この地名を知って人は多くはないように思う。

近世ではこの地名は江戸あたりでも知られていたらしく、この話は園朝が幕末のころ「三題噺」の一つとしてまとめたものである由。以前富士川の水運のことを述べたが、鰍沢がその水運で活気付いていたそんな時代の話である。

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