成句:「以って瞑すべし」(もってめいすべし)

「充分に満足すべき内容であった。」という意味を書こうとしてこの成句が頭に浮かんだ。出典は何かなと思って広辞苑を調べてみた。

広辞苑では出典はないが、本来の意味として:

「それだから心残りなく成仏できるだろうの意で、物事が非常にうまくいったから、死んでもかまわない気持をいう。」

とある。

現在のわれわれはものごとの完成度に対して、この成句は自分を納得させる意味合いに使うことが多いように思う。

 

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