演歌のジャンルに入る音楽CDを一枚だけ持っている。それが北原ミレイが歌う「石狩挽歌」である。この歌は普通の演歌にはない歌詞でできている。作詞はなかにし礼である。
歌詞は:
海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると
赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ
雪に埋もれた 番屋の隅で
わたしゃ夜通し 飯を炊く
燃えろ篝火 朝里の浜に
海は銀色 ニシンの色よ
ソーレン節に 頬そめながら
わたしゃ大漁の 綱を尭(ひ)く
と続く。作曲は浜 圭介。いろんな歌手が歌っているが、この曲を最初に歌った北原ミレイがいい。