「エッダ」(17世紀に発見された北欧神話について語られた写本。9世紀から13世紀にかけて成立したとされている、古ノルド語で書かれた歌謡集(詩群)である。)の中でも質問競技は主題の一つである。
「ヴァフスルーズニルの歌」の中では主神オージンは天地創成時代についての知識の持ち主である巨人ヴァフスルーズニルの知恵と自分の知恵との優劣を競っている。
例えば
「オージンが『最初に生まれた巨人族は一体誰なのか』と質問した時、ヴァフスルーズニルは『はるか昔に、巨人ベルゲルミルが生まれ、その力ある巨人はスルードゲルミルの息子で、アウルゲルミルの孫なのである』と答えた。」
という調子である。
ホイジンガはこれらははるか過去の原始的謎解き競技のスタイルを引き継いでいると述べている。