重量級のウマたち(4):ノリーカー

今回のウマはノリーカー(Noriker)である。

ノリーカー(Noriker)
ノリーカー(Noriker) by Paula Jantunen

ノリーカー(Noriker)はヨーロッパで最古の重量馬の一つである。名前の由来はローマ帝国の属州であったNoricum、現在のオーストリアによる。Noricumはハフリンガーの生まれ故郷となるウマの生産が盛んなVenetii(ヴェネト)に隣接していた。自然な流れとしてこれらの二つの品種の交流があった。近代的なノリーカーはオーストリアで依然として人気が高く、中央アルプス地帯で様々な目的に使われてきた。

ノリーカーは堅牢で強力な中間的な大きさの作業用のウマである。体型上の標準では管骨(Cannon bone)の周囲が20-24cmはあり、肢が短く、腹帯の部分で体高の60%より少ないことはないことが条件。ずんぐりとした体型のウマである。

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