紀元前3700-3400年ごろにカフカス(コーカサス)山脈の北山麓にあるマイコープを中心に栄えた文化があった。マイコープ文化という。特に族長の墓として発掘された墓からはたくさんの埋葬品が見つかっている。
主なものを列記すつと:
金製のライオンや牡牛の像、金製のネックレス、そしてダイアデム、彫刻を施した銀製のカップ、ヒ素青銅の道具や武器、銀製の釘がついた青銅の刀は47cmの長さがあり鋭い刃をしている。
この彫刻を施した銀製のカップには複数のウマが行進している様子が彫られている。
マイコープ文化ではウマがたくさん出てくる。乗馬の習慣もここから生まれたのではないかと考えている研究者もいる。