今回は(北)アフリカのウマをみる。最初はバルブ(Barb)種で、画像はここ。
バルブ種はアラブ種に続いて世界の馬の品種の基礎になった馬である。この品種はサラブレッドの基礎になっている。
この品種は北アフリカのモロッコが原産地である。この品種は氷河期を乗り切って野生ウマの集団を形成したと考えられている。どうだとすると、この品種はアラブ種より古いこのになる。ある時点でアラブ種のいくらかを血がはいったが体型はアラブ種の典型から引き継いだものはなにもない。近年伝統的なバルブ種、つまりイスラムのヨーロッパに進出にたいして大きな役割を果たしたベルベル人の騎兵が乗った馬に関する検討が進められた。元来のバルブ種の起源は不明な点があるが、バルブ種とアラブ種にははっきりとした違いがある。