重量級のウマたち(6):ブルトン

今回のウマはブルトン(Breton)。画像はここ

このブルトン(Breton)は北西フランスの固有種である。この地はブルトン人が移り住んだところで、このウマの起源はブルトン人の故郷である英国ウェールズのブラック山地である。かつては四つの固有タイプが知られていて、その一つは乗用馬であった。今日では重量馬であるブルトンと軽量なブルトン・ポスチエ(Bureton Postier)である。

速くおとなになる重量級のウマは食肉の需要があった。ポスチエは肢の毛が少なく軽量なサフォーク・パンチと同様に力強い速歩で走る。かつては大砲を曳くウマとして用いられたが、ブルトンは軽量な農耕馬として理想的である。

岩手の「ちゃぐちゃぐうまっこ」のウマもブルトンである。