「河を渡っている間に馬を乗り換えるのは最上の策ではない。」
この句はアブラハム・リンカーンが選挙演説の中で言ってものである。
物事を中途半端で変更することを諌めた言葉だ。馬が出てくるのが面白い。
「河を渡っている間に馬を乗り換えるのは最上の策ではない。」
この句はアブラハム・リンカーンが選挙演説の中で言ってものである。
物事を中途半端で変更することを諌めた言葉だ。馬が出てくるのが面白い。
これもネコの話題で今朝の新聞の記事のタイトルである。
ペルー文化省は「ナスカの地上絵」が点在する同国南部で新たに全長37メートルのネコの地上絵を発見したと発表した。2000年以上前に描かれたものらしい。
新たに見つかった地上絵は長い胴体と縞模様の尾、先の尖った耳を持つ頭部で構成されており、丘の斜面に描かれている。画像はここ。
今日の新聞の記事のタイトルである。
猫の前でゆっくりまばたきをすると猫もゆっくりとまばたきを返すことがわかった。
英国のサセックス大学の研究者たちが実験で確認した。研究レポートはここ。
実験では14世帯の飼い猫24匹を対象とし、それぞれの飼い主にゆっくりままたきをしてもらい猫の反応を調べた。飼い主が何もしないばあいに比べ、片目を閉じたり目を細めたりすることを含め、猫たちはゆっくりとしたまばたきを返すことが多くなったという。
我が家の猫は飼い主がラジオ体操で首の運動を始めるとしきりと「挨拶」をする。これも今回の実験結果に何か関係しているのかもしれない。
「する値打ちのあることならば、それはうまくする値打ちがあるものだ。」
これも「ハートで読む英語の名言」(加島祥造 著)にあった英語の句と日本語訳である。その心は「どうせやるなら、うまくやれ」だそうだ。
チェスタートン(Gilbert Keith Chesterton)はこの句をもじって
「する値打ちのあることならば、それを下手にしても値打ちがあるのだ」
と切り替えした。「ハートで読み英語の名言」の著者はこちらのほうがずっとよいとしている。筆者もそうだと思う。
残念ながらチェスタートンの句の原文を見つけることができなかった。
「ハートで読む英語の名言」(加島祥造 著)を見ていたら目に留まった英語の句の一つである。
「目標は大きく持て」という意味に使われることが多きが本来は少し違っていたらしい。
ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)のこの句は神学的・道徳的な教訓であった。
星は神性を意味し、それはその人の悪事や不正をみるとその人を見捨てる。だから「神性が褒め称える徳性の方向に自分を向けなさい」という意味。
本来の意味とは少し違うが
「目標は大きく持て」
がいい。
十字路の信号で停車しているとき車の窓から斜め向いに見えた旅行用品を扱う店の看板に書かれていた英語の句である。
直訳すると
「人生は導きの光に向かう一つの旅である」
となる。
この看板にはこの日本語訳らしい意味で
「旅は人生の道標」
と日本語の句が添えられている。この日本語の句の意味が理解できないし、タイトルの英語の句の日本語訳だとすると何か変だと思う。
発効まで3ヵ国となった。
南太平洋の島国ツバルが10月12日核兵器禁止条約の批准書を国連に寄託した。これで発効に必要な批准国数50まで残り3ヵ国となった。
ツバルは人口約1万3千人。大洋州では9ヵ国目の批准国となった。
今朝の新聞の記事のタイトルである。
ガジュマルはイチジクの仲間で中国南部、インド、オーストラリアなど熱帯から亜熱帯に自生し高さが20メートルにもなる高木である。日本では沖縄などに自生している。
面白いのはこの木は幹や枝から気根と呼ばれる根を出すことである。この気根が地上に達して新たな幹になる。これで「動く」わけである。
中国・福建農林大学などの研究グループはこのガジュマルのゲノムを解析し、他のイチジクのものと比較した。その結果ガジュマルのゲノムには同じ塩基配列が繰り返される「重複」が多いことが解った。
この「重複」によって植物の成長を促すホルモンであるオーキシンの合成と輸送に関与する遺伝子の数が増える。気根のオーキシンのレベルは木の葉よりも5倍も高いという。
NewScientistにあった記事である。
乾燥したスパゲッティの束を半分に折ろうとして両端を持って曲げると半分に折れないで大抵二つ以上の複雑な折れ方をする。
半分に折れたそれぞれのスパゲッティが反対方向の運動をしそれによってさらに半分のスパゲッティが折れることを2005年にフランスの研究者たち見つけた。
それでは半分に折る方法は無いのか?
答えは折る際にねじることである。つまりスパゲッティの束を捻りつつ折ると二つに折れるというわけである。
この答えを見つけたのはMITのJörn Dunkelが率いるグループである。詳細の記事はここにある。
今日の朝刊の記事のタイトルである。
一つのハチの巣には一匹の女王ハチと沢山のメスの働きハチが殆んどでオスはいても一割程度であるといわれている。それほどメスの存在がハチの巣の管理と繁殖にとって重要である。
この記事ではネオニコチノイド系の農薬の使用と餌不足が重なってハチの繁殖を大きく低下させているという研究結果を紹介している。
研究対象になったハチはハキリバチの仲間である。ミツバチと同じように蜜と花粉を求めて花から花へと飛び回るので花粉媒介者として重要な役割をはたしてる。
カリフォルニア大学の研究者たちはこのハチに対するストレス要因を調べた。その結果カリフォルニアで最も頻繁に使われるネオニコチノイド系の農薬であるイミダコロプリドと餌不足が重なることによってこのハチの繁殖能力が低下してことを見つけた。
特に多くの巣を作ったメスについてみるとイミダコロプリドに暴露されたメスがメスの子どもを一匹でも生む割合は62パーセントで(つまり40パーセント近くメスは次の世代の繁殖を担うメスを生んでいない)、暴露されたかったメスの92パーセントに比較して大きく低下したという。