使っているプリンタはEpsonのEP-805AWである。
win10ではエプソンが提供しているEpsonPhoto+という大変に重宝なソフトを使って写真を印刷してきた。win10がこの10月末でサポートが切れるので、windowsを諦めてLinuxにしようと計画している。今日のテーマもその一環である。
2Lサイズ(127mmX178mm;アスペクト比=1.38)の写真はほどほどに細部も見えるしA4サイズほどインクを使わないので写真の推敲に適したサイズである。このサイズの写真(縁なし)をxubuntuのGIMPを使って印刷する。
使っているカメラはsonyのRX10M4でRawモードで撮影している。このRawモードで得られた画像は5466X3664ピクセルでアスペクト比=1.5であり、2Lサイズと比較すると若干横長である。
プリンタドライバー
初めにやったことはプリンタのドライバーのインストールである。幸いにしてこのプリンターのLinuxドライバーをエプソンが提供している(注意:エプソンのダウンロードサイトにはこのプリンタのドライバーとして2種類のドライバーが用意されているが、EP-805A シリーズと明記されて方をダウンロードすること)。このドライバーをインストールすると2Lなどの写真用紙が選択できる。
画像のインポート
次にGIMPに画像をインポートする。プルダウンメニュー「ファイル」->「新しい画像」から幅178mm高さ127mmの新規画像を作る(ミリメートル単位)。白い画像ができる。これが写真を貼る台紙になる。次にプルダウンメニュー「ファイル」->「レイヤーとして開く」から印刷したい画像をインポートする。プルダウンメニュー「レイヤー」->「レイヤーの拡大・縮小」で画像を台紙に綺麗に収まるようにする。今の場合画像のアスペクト比が1.5なので高さを台紙の高さ125mmにする。左右が台紙から飛び出す。プルダウンメニュー「ツール」->「変形ツール」->「移動」を使って画像を台紙にたいして動かし左右をトリムする(台紙の外にある部分は印刷されない)。
画像の印刷
プルダウンメニュー「ファイル」->「印刷」で印刷設定画面を出す。項目メニュー「全般」ではプリンタが選択されて」いることを確認する。項目メニュー「ページの設定」では用紙サイズ等の選択をする(なぜか選択窓には英語名がでる。)例えば「種類」->「epson photo glossy paper」,、「用紙のソース」->「Manual feed」(手差し)、用紙のサイズ」->「2L size」、「用紙の向き」->「横方向」。項目メニュー「画像の設定」ではフチなしの印刷をしたいので「余白を無視する」の欄にチェックを入れ、ボタン「既定値の読み込み」を押す。プレビュー画面に印刷結果が表示される。項目メニュー「拡張」では印刷の質(Quality)が設定できる。normal(普通)かquality(きれい)を選ぶ。またフチなしの印刷にしたいのでBorderlessでOnを選択する。最後に印刷ボタンを押す。