神話と星座(7):アリアドネーとかんむり座

ミーノース王の娘のアリアドネーはテーセウスがダイダロスの迷宮から逃れ出るのを助け、かれと一緒にナクソスの島に着いた。しかし彼女が眠っている間に置き去りにされてしまう。

アリアドネーが自分の運命を嘆き悲しんでいるとその姿をみとめたディオニューソスがそれを憐れんで自分の妻とすることにした。結婚の贈り物として宝石をちりばめた黄金の冠を贈った。

彼女が死んだときこの冠を大空の向かって投げるとこの冠を光を増しつつ上昇して行き遂に星になった。その星は冠の形そのままの姿で星座になった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です