神話と星座(2):カリストーと大熊座

カリストーもまたヘーラー(ゼウスの正妻)の嫉妬をかった処女である。ヘーラーはカリストーを熊に変えてしまった。熊にされてしまったカリストーは森を彷徨い歩いていた。そして一人の若者が狩りをしているのに遭遇してしまった。この若者はカリストーの息子であったがそんなことは知らないこの若者はこの熊を突き刺そうとした。その瞬間にゼウスはこの若者も熊にしてこれらの二頭の熊を天空に置いた。これらが大熊座と小熊座である。

ヘーラーの怒りは収まらず大洋の神テーテュースのところにねじ込んで熊たちが海に下ってくることを禁じてしまった。それゆえこれらの二つの星座は何時も海面上にあり見えている。

熊になる前のカリストーはここにある。

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