バナナは人類が最古に改良した種無し果実

「栽培植物と農耕の起源」(中尾佐助著)によれば、今、日常に食しているバナナは人類が種ありの野生バナナを改良して種無しバナナにしたものだ。その改良が行われたのは今から5000年も前のことだ。

野生のバナナは学名をムサ・アクミタータ(Musa acuminata)と言う。大きな果実だが中にはアズキ粒ぐらいの種がぎっしりと入っている。

「栽培植物と農耕の起源」(中尾佐助著)にはこれを種無しにしたプロセスが詳しく述べられている。このプロセスは長い時間が必要だった。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です