今朝の新聞のサイセンス記事のタイトルである。
素粒子ニュートリノには「電子ニュートリノ」、「ミューニュートリノ」そして「タウニュートリノ」の3種類が知られているが、他にもあるらしい。それが「ステライルニュートリノ」(不毛ニュートリノ)である。
既存の三種のニュートリノはニュートリノ振動と呼ばれる現象で相互変換することが知られていてニュートリノに質量がある証拠とされている。
ステライルニュートリノもニュートリノ振動の際に現れるもので質量は既存のものより遥かに大きい可能性があり、見つかれば宇宙のダークマターの有力な候補になる。
これを見つける実験が大強度陽子加速器施設(J-PARC)で始まった。関連のプレスリリースはここ。