Newscientistの記事である。
「二つの惑星が母星とほぼ反対方向に公転する惑星系」。こんな奇妙な惑星系もある。
惑星系の形成では母星もそれを取り巻く惑星も同一の星間物質に由来するはずなので、惑星の公転方向はその惑星の母星の自転方向と同じであることが一般的である。
ところがその常識に反するような惑星系がある。K2-290 という惑星系でわれわれから897光年の距離にある。
この母星自体は連星系であり、単独の恒星を母星とする惑星系とことなり、惑星系形成時に伴星の影響があったのかもしれない。