霞ヶ浦周辺の地図を調べていたら、利根川が目に入った。流域面積日本最大のこの川の源流はという疑問がわいた。
源流探しはみんなの興味を引くらしくどこでも盛んだ。面白そうな例を挙げると
ナイル河:「エジプトはナイルの賜物」といわれるナイル河はエジプト、スーダン、エチオピア、ウガンダ、ザイール、ケニアそしてタンザニアを含む流域を持つが、エチオピアを源とする青ナイルとウガンダのヴィクトリア湖の北岸を源とする白ナイルがある。源流探しはこの白ナイルの源をいう。発見はジョン・スピークで1862年のことであった。
黒部川:ぐっと身近な川である。富山県の黒部渓谷・剱岳(つるぎだけ)は大変の興味深い場所であるが、その黒部川の源流は?
長野県にある鷲羽岳(わしばだけ)の北斜面にある。
さて、利根川であるが、源流も含めで、ここが詳しい。それによると源流は群馬県と新潟県との境界にある大水上山(おおみなかみやま)の三角形の雪渓である。