MicroBitを使ってみる

写真のようにMicroBitをmicroUSBを使ってPC(windows7)に接続してPCからPythonプログラムを転送しそれをMicroBitで実行するという手順である。PC側ではMuと呼ばれるエディター(むしろ統合環境)を使った。Muという統合環境ではPythonプログラムの編集、シンタックスチェック、プログラムのMicroBitへの転送ができる。

プログラム実行中のMicroBit。ボードが右に傾いているので”R”を表示。

さらにインタープリタモードでPythonのコマンドを実行することもできる。このモード(REPLと名前がついている)に入ると転送したプログラムは一時停止した状態になる。このモード画面をprint文の出力画面にも利用できる。そのばあいにはMicroBitの裏面にあるリセットボタンを押し、一時停止していたプログラムを実行させる(リセットの操作が面倒)。

例として使ったプログラム:


from microbit import *

while True:
    reading = accelerometer.get_x()
    sleep(20)
    print((reading,))
    if reading > 120:
        display.show("R")
    elif reading < -120:
        display.show("L")
    else:
        display.show("-")

加速度センサーでボードの傾きを検出し、左右(”L”、”R”)を表示する簡単なプログラムである。プログラム中のプリント文print((reading,))はインタープリタモード画面やMuが持つプロッタ機能のためである。プロッタ機能は繰り返しの出力(出力形式はタプルである。一つのみの値をタプルにするには(x,)とすればよい)をグラフ化する。このプロッタ機能は便利である。

実行中の画面

Muのプロッタ機能(縦軸はセンサーからの値、横軸は回数)

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